大坂塔婆(おおさかとうば)
EXITBACKNEXT


大坂塔婆写真 @ A B C D

与板から和島村島崎に抜ける峠付近から右折して150メートル、「大坂塔」の標識を入るとちょっと小高くなったところに大坂塔婆と呼ばれる経塔はある。

これは昔、この付近に一匹の年老いた狐がおり、村人はもちろんのこと、昼間この道を行き交う旅人にまで悪さをするために人々はたいへん困っていた。

そこで、困った村人はとうとうこの狐を退治することにした。これを聞いた豪商・大坂屋の主人は狐を哀れに思い村人を説得して狐狩りを思いとどまらせた。

そして、その代わりに今後この狐が悪さをしないようにと、丘の上に陀羅尼(呪文)を埋め経塔を建ててお祭りをした。 そのせいか、それ以後狐はいたずらをすることがなくなり村人はやすらかな毎日を送ることが出来るようになった。 それで、村人は大坂屋の徳を称えてこの塔を大坂塔婆と名づけたという。

現在はここを訪れる人々のために、丘の下に長椅子が配され、由来を書いた立て札も新しくなっている。