私の好きな良寛歌(5)
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夕暮れの岡の松の木人ならば

昔のことを問はましものを


この歌の意味は、

もし、夕暮れの岡の松が人であったなら、昔五合庵にすんだ万元上人のことなど聞くことが出来たであろうに。

※万元上人は良寛よりも百年ほど前に国上寺本堂再建に尽力した
  客僧で、 ここを夕暮れの岡と人々が言うようになった歌を詠んだ
  お坊さんである。