八幡宮詩碑
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交通:
長岡駅より、与板行き
バス40分。
与板中町下車15分

与板町の南はずれに、都野神社がある。境内の奥の方・八幡公園内には「夢佐一覚後彷彿」と題する漢詩を刻んだ石碑がある。

二十余年一逢君        二十余年ひとたび君に逢ふ

微風朧月野橋東        微風朧月野橋東

行々携手共相語        行く行く手を携へて共に相語り

行至与板八幡宮        行きて至る与板の八幡宮


都野神社は、もと八幡宮と呼ばれたという。懇親の間柄だった佐一死亡後20年余り、良寛の夢に佐一が現れたのである。
おぼろ月夜、暖かな春のそよ風に吹かれながら語り合い、小川の橋を渡って、思わず八幡宮までやってきてしまった。
20年たってもなお、幼なじみの佐一を思う深い愛情が詠み込まれている。