維馨尼宛書簡
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所在地:
河川公園内・碑の里

正月十六日夜 春夜二三更 等簡に柴門より出ず

微雪松杉を覆い 孤月層巒に上る

人を思えば山河遠し 翰を含んで思い萬端

  

        与板大阪屋
                          良寛
維馨老尼

 

この詩は、文政2年頃、徳昌寺の古範和尚が購入した太蔵経の浄財を求めに、江戸に赴いた維馨尼の、その心情が美しい月と清らかな雪に劣らぬと、良寛が思慕と激励をこめて筆をとったものである。