良寛詩「大江茫々」
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所在地:
東与板地内
黒川放水路水門広場

写真@碑文周辺
写真A弥彦方面を望む

大江 茫々 春将に暮れんとす

楊花 飄々 衲衣(のうい)に点ず

一声の漁歌 杳靄(ようあい)の裏

無限の愁腸 誰が為にか移さん



良寛の詩「大江茫々」は、入軽井の旧家・山崎六右衛門に書き与えられたものと伝えられている。

「楊花」は柳の花、「衲衣」は僧衣、「愁腸」は憂いと悲しみの心。

憂いや悲しみとは普通縁遠いと思われる春の宵に、「無限の愁腸」を詠むということは、身辺に心痛む出来事でも起きたのでしょうか。それとも、大江の辺で世の無常に思いを巡らせたのでしょうか。

この碑は内容にふさわしく、弥彦山と悠々流れる信濃川を背景に建てられています。
皆様も一度、春の夕暮れにこの地を訪れてみては如何でしょう。