子を思う父の句
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所在地:
河川公園内・碑の里

良寛出家の翌年(安永五年)の春、父以南は次の句を作った。

炉ふたいで そのおもかげを

         忘ればや

安永丙申三月書     以南


この句の意味は、
「春になった。もう炉は必要ないのでふさぐことにしよう。この炉をふさいで、今も瞼に浮かぶ我が子文孝(良寛)の面影を忘れなければ・・・」ということであろう。
前年の安永四年(1775年)7月突然光照寺に入って髪を切った我が子を思う父の痛々しい心が読み取れる。